出産準備はいつから?必要なものを段階に分けてそろえよう
赤ちゃんとの対面が待ち遠しい妊娠期間。
約10カ月の妊娠期間の間で、出産の準備をどのように進めるべきか疑問に思うかもしれません。
赤ちゃんとの新生活をスムーズに迎えるためにも、準備は計画的に取り組みたいものです。
そこで今回は、出産準備はいつからすればよいのか、3つの期間に分けて必要なものを紹介していきます!
もくじ
出産準備は三つの期間に分けてみよう
赤ちゃんのグッズを集中的に揃えるのには労力がいり、妊娠中の身体にとっては負担となります。
- 安定期から7カ月頃
- 8カ月以降
- 産後
準備を上の三つの期間に分け、計画的に取り組むことで、ゆったりとした気持ちで赤ちゃんを迎えることができます。
安定期に必要なもの。入ったら準備を意識して
妊娠5カ月頃の安定期に入ったら、出産準備に必要なもののリストアップを始めましょう。
赤ちゃんのお着替えグッズのうち、
- 短肌着
- コンビ肌着
- おくるみ
- ガーゼハンカチ
などは必ず必要となります。安定期に入ったら購入を始めていきましょう。
- 哺乳瓶セット
- ベビーバスセット
- お布団セット
などの生活に必要なグッズも購入していきましょう。
沐浴をお風呂場でするか、洗面台でするかで適したベビーバスも変わってきます。
ベビーベッドを購入するか、お布団で寝るかなど、赤ちゃんのねんね環境についてもお部屋の間取りと相談しつつ決めていきましょう。
- チャイルドシート
- ベビーカー
などのお出かけ用品は、たくさんの種類が販売されています。高価な買い物となるため、比較検討を始めましょう。
8カ月に必要なもの。入院準備も整えよう
妊娠8カ月に入ったら、いつ赤ちゃんが生まれても大丈夫なように入院準備を終えることが必須です。
- 診察券
- 健康保険証
- 母子手帳
- 前開きのパジャマ
- 産褥ショーツ
- お産用ナプキン
- タオル
- 洗面用具
- ガーゼハンカチ
- 赤ちゃん退院時のお洋服
- おくるみ
などはバッグに詰めていつでも持てるように準備しましょう。
退院時に自家用車に乗る場合は、チャイルドシートを購入しておきます。
- 臍帯箱
- 命名紙
- アルバム
などの赤ちゃんの思い出を残すグッズもあると良いですね。
産後に必要なもの。消耗品やお出かけグッズは産後でも可
産前にすべてを完全に準備する必要はなく、産後に用意してもいいグッズもあります。
- 紙オムツ
- おしりふき
- 粉ミルク
などは入院中、病院から支給されることがほとんどです。
産前にストックしておくスペースがなくても、入院中におうちの人に買っておいてもらえれば大丈夫です。
産後は約1カ月間、お母さんや赤ちゃんの身体に負担がかかるため、外出は極力控えなければなりません。
- ベビーカー
- 抱っこ紐
などのお出かけグッズは、1カ月健診を終えて外出ができるようになってからでも間に合います。
産後の様子を見て買い足すと良いグッズも
産前に必要だと思ってたくさん準備していても、赤ちゃんや産後のお母さんの状態によっては、あまり使わずに済んでしまうものもあります。
粉ミルク
産後すぐは母乳が軌道に乗らず、粉ミルクを飲んでもらうことも多いです。最低1、2缶は準備しておくと安心です。
しばらく経って母乳の出が良くなった場合は、粉ミルクの出番が少なくなります。粉ミルクは開封後、1カ月以内に使い切らなければなりません。
大缶をたくさん準備してしまうと、使い切れずに捨ててしまうことになります。
母乳の調子を見つつ、買い足したり、缶の大きさを調整したりしましょう。
哺乳瓶
粉ミルクと同じく、必要となる哺乳瓶の本数も母乳の調子によって変わります。
はじめは大小の各サイズ1本ずつ準備して、使用頻度によっては買い足しましょう。
紙おむつ
新生児サイズの紙おむつは、体重が5kgまでが目安となっています。
一つ上のSサイズへのアップのタイミングは、体重だけでなく、お腹まわりの大きさやおしっこの量によっても変わってきます。
赤ちゃんの成長が著しい場合、1カ月前後ですぐにサイズアップとなることがあります。このことを念頭において買うパック数を考えましょう。
スタイ
生まれたての赤ちゃんは、よだれの分泌はまだ少ないです。産前にスタイを準備しても、活躍する場面はあまりありません。
生後4、5カ月の離乳食が始まる頃から分泌が増えるため、スタイはその頃に購入するのも一つです。
楽しい準備期間は余裕を持って
出産準備は赤ちゃんとの生活を思い描く幸せな時間です。妊娠中から産後にかけて、ゆっくりと揃えていきましょう。
妊娠中にすべてのグッズを揃える必要はありません。産後の赤ちゃんの様子を見て必要なものは買い足しましょう。
赤ちゃんとの新しい生活をイメージし、気持ちの準備も整えるとなお良しです!