妊活を成功させるために。低温期の過ごし方が身体づくりのポイント
妊活中の女性にとって、高温期は妊娠しているかどうかが気がかりで、いつも以上に妊活を意識する期間だと思います。
しかし、期待に反して生理が起こってしまい、低温期に入ったとき、がっかりして落ち込んでしまうこともあります。
低温期の間は、1日1日が長く感じられ、高温期と比較して妊活に対するモチベーションも下がりがちです。
妊活中はどうしても高温期を意識してしまいますが、実は低温期こそ、妊活の成功に向けて準備する重要な期間なのです。
そこで、ベストな状態で排卵日を迎えるための低温期の過ごし方についてご紹介します。
低温期こそ食生活に気をつけよう
排卵日に排出される卵子は、低温期の間に作られます。
そのため、質の良い卵子を作るためには、低温期の食生活がカギとなります!
卵子のもととなるタンパク質を摂取しよう
卵子は主にタンパク質でできています。
高タンパクな食べ物を取り入れることで、卵子の成長をサポートすることができます。
タンパク質を多く含む食材
- たまご
- 大豆食品
- 肉類
- 乳製品
ビタミンDで丈夫な身体づくり
ビタミンDには、カルシウムの吸収を促したり、体内のタンパク質の働きを活性化させる効果があります。
近年注目度が高まってきており、健康な身体づくりにとって重要な栄養素です。
低温期の間にしっかりと摂取して、身体のバランスを整えましょう。
ビタミンDを含む魚介類
- イワシ
- サンマ
- サケ
ビタミンDを含むキノコ類
- しいたけ
- キクラゲ
着床をサポートする鉄分も重要
受精卵が着床する子宮内膜は、主に鉄分で作られています。
子宮内膜が分厚いほど着床がしやすくなるため、鉄分を積極的に取ってふかふかのベッドを作りましょう。
鉄分を多く含む食材
- ひじき
- 小松菜
- ほうれんそう
- あさり水煮缶
- がんもどき
妊活中の女性は「血のめぐり」を意識するべき
多くの女性が「冷え」には悩まされています。
「冷え」の原因は体内の血行の悪さであり、これが子宮や卵巣の働きにも悪影響を及ぼします。
妊娠しやすい身体をつくるためには、「血のめぐり」を改善し、子宮や卵巣に栄養を行き渡らせることが大切です。
血行を良くするためのポイント
- 適度な運動を心がける
- 肩や首など凝りやすい部分をマッサージする
- 下半身を温めることを意識して入浴を行う
- ビタミンやミネラルをしっかり摂取する
ストレスは妊活の大敵
妊活中の女性にとってストレスは、身体が緊張状態に陥り、機能が低下するという悪影響があります。
特に低温期は卵子を作る大切な期間なので、なるべくストレスを溜め込まず、リラックスした状態で過ごしましょう。
ストレスの解消法は人によって様々ですが、
- 趣味に没頭する時間を作る
- 食べたいものを気にせず食べる日を設定する
- たまにはおいしいお酒を飲む
など、自分に合った方法を見つけ、妊活中のストレスとうまく付き合っていきましょう。
低温期は妊活成功のための準備期間
妊活中の女性にとって、半月ほどある低温期をどのように過ごすかが重要なポイントとなります。
妊活を成功させるために、排卵日のチャンスはベストな状態で迎えたいものです。
そのため、低温期にこそ、栄養バランスや心身の状態に気を配った生活を送りましょう。